基本骨子解明

例外情報の出力をやりたくて、EntLib2.0を調査

最初から既存の自前アプリに使いたかったけど、「app.config 使いたくねー」病を克服するのに数時間を要す。
EntLib2.0の中身から必要な部分のみ摘出して使おうかとも思ったていろいろ調べた。が、イベントログに書き込んでる場所すらわからないありさまで、結局これはひと塊に扱うべきものだと諦めた。

とりあえず、新規プロジェクトで適当にサンプルを使って、使えるレベルまでいくことに方針を変更。
ITProの記事を参考に挑戦。


Enterprize Library Confiuration で右クリック->Newを繰り返して、Exceptionやらなんらやら追加。ファイル名を「app.config」にして保存。

VS2005で新規プロジェクト作成。C:\Program Files\Microsoft Enterprise Library January 2006\bin\ からdllなファイルをごっそり持ってきて、参照設定。
フォームに適当にボタンを配置して、適当なエラーとエラーとラップを仕掛けて完了。

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.ComponentModel;
using System.Data;
using System.Drawing;
using System.Text;
using System.Windows.Forms;
using Microsoft.Practices.EnterpriseLibrary.ExceptionHandling;
using Microsoft.Practices.EnterpriseLibrary.ExceptionHandling.Logging;

namespace EntLibTest1 {
    public partial class Form1 : Form {
        public Form1() {
            InitializeComponent();
        }

        private void button1_Click(object sender, EventArgs e) {
            try {
                int i = 0;
                int j = 1 / i;
            } catch (Exception ex) {
                bool rethrow = 
                    ExceptionPolicy.HandleException(
                        ex, "Exception Policy");
                if (rethrow) {
                    throw;
                }
            }
        }
    }
}

これでイベントログへの書き込みができた(^^)/
やはり簡単なものでも思ったように動くと気持ちよい。

いきなり高いハードルを狙って失敗し続けるより、階段を一歩ずつ登るように、少しずつ達成可能な課題をこなしていこう。そうしないとすぐに挫折してしまうので(^^;

あとは、ログの出力をイベントログの他に、テキストファイルと、メールで作成するように変更。
Logging Application Block の Trace Listenrs に Email TraceListener、FlatFile TarceListenerを追加。
formatter SmtpServer などの設定を施す

Category SourcesのGeneralを右クリック->NewでTrace Listener Referenceを2つ追加
ReferencedTraceListenerのコンボボックスで先に作成したListenerをセット。

これでファイルを保存し、その保存した内容を、VS2005のapp.configに貼り付けてやる。
これで実行すると、イベントログのほかに、テキストファイルと、メールの送信ができた。
テキストファイルは日付別に整理したりできるらしいがそのへんは後日